第45回日本救急医学会総会・学術集会

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プログラム・日程表

日程表

10月24日(火)日程表10月25日(水)日程表10月26日(木)日程表

ポスターセッション

プログラム

10月24日(火)プログラム10月25日(水)プログラム10月26日(木)プログラム

本学会では、皆さまから温かいご協力・ご支援を賜り、75講演&講習会、30主題(シンポジウム、パネルデイスカッション、ワークショップ)、15pros & consセッション、3日間にわたる“救急への想い”シリーズ、“私の工夫”シリーズ、学生・研修医セッション、一般口演・ポスターを含め、1,791題におよぶご発表をいただくことになりました。多岐にわたる救急医学、救急医療の最先端を熱く語り合い、救急医のこれからを考える絶好の機会にしていただければ幸いに存じます。特に、若手の先生方には少しでも長くご参加いただき、ご自身の可能性や今後の方向性を大いに考えていただければと願っています。

特別講演

招待講演

Love EM! 救急への想い 教育講演

会長講演

教育講演Ⅰ

教育講演Ⅱ

専門医共通講習

救急科領域講習

個人情報保護委員会セミナー

シンポジウム

パネルディスカッション

ワークショップ

Love EM! 救急への想い

Pros & Cons

私の工夫

学生・研修医セッション

一般演題

セッション定義

第45回総会ではセッションの目的を以下の様に明確化いたしました。

【シンポジウム】

あるトピックスについて、発表者がそれぞれ専門的な完成度の高い発表を行い、十分な議論を経て、トピックスについてのある程度一致したコンセンサスを得ることを目的に行うセッション。

【パネルディスカッション】

あるトピックスについて、発表者がそれぞれの立場から主張を述べ、聴衆をも交えて議論するセッション。必ずしもコンセンサスを得る必要はない。

【ワークショップ】

グループワーク等を行い、一つの問題に対して時間をかけて検討し、その結果を議論するセッション。

特別講演

特別講演1

10月24日(火) 13:05~14:05
第1会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 ロイヤルホール)

実証分析と理念に基づく医療費適正化

司会: 横田 順一朗 (地方独立行政法人 堺市立病院機構)
演者: 印南 一路 (慶應義塾大学総合政策学部 総合政策)

特別講演2

10月25日(水) 13:40~14:40
第1会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 ロイヤルホール)

疫学研究の醍醐味:ウイルス考古学から洞察する先史モンゴロイドの移動

司会: 杉本 壽 (大阪大学 名誉教授)
演者: 田島 和雄 (美杉クリニック/三重大学医学部/愛知県がんセンター名誉研究所長)

特別講演3

10月26日(木) 13:10~14:10
第1会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 ロイヤルホール)

人工知能で脳を操作する

司会: 横田 裕行 (日本医科大学大学院医学研究科 救急医学分野、同高度救命救急センター)
演者: 川人 光男 (国際電気通信基礎技術研究所 脳情報通信総合研究所)

招待講演

招待講演1

10月24日(火) 13:05~14:05
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

The Mystery of Blast Injury

司会: 大友 康裕 (東京医科歯科大学大学院 救急災害医学分野)
演者: Emrys Kirkman (Defence Sciences Technology Laboratories, Porton Down, UK)

招待講演2

10月25日(水) 13:40~14:40
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

All is local – Intestinal cells produce complement to damage and repair

司会: 溝端 康光 (大阪市立大学大学院医学研究科 救急医学)
演者: George Tsokos (Harvard Medical School, Boston)

招待講演3

10月25日(水) 13:40~14:40
第4会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅲ)

The next 10 years of sepsis management: present problems and future perspectives

司会: 田中 裕 (順天堂大学大学院医学研究科 救急災害医学)
演者: Jean-Louis Vincent (University of Brussels/the Erasme University Hospital in Brussels, Belgium)

招待講演4

10月26日(木) 13:10~14:10
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

Translating research into practice: the BestBETs collaboration

司会: 嶋津 岳士 (大阪大学大学院医学系研究科 救急医学)
演者: Kevin C. Mackway-Jones (Department of Emergency Medicine, Manchester Metropolitan University, UK)

Love! EM 救急への想い 教育講演

Love! EM 救急への想い 教育講演1

10月24日(火) 17:15~17:45
第4会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅲ)

Desire and Passion for Emergency Medicine!

司会: 藤見 聡 (大阪急性期・総合医療センター 高度救命救急センター)
演者: Harry E. Heverling (Department of Emergency Medicine, Johns Hopkins University School of Medicine, USA)

Love! EM 救急への想い 教育講演2

10月24日(火) 17:45~18:15
第4会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅲ)

Transcending Chaos: A Day in the Life of a Community Emergency Physician

司会: 清水健太郎 (大阪大学医学部附属病院 高度救命救急センター)
演者: Joseph Alfano (Fairview Lakes Medical Center, USA)

Love! EM 救急への想い 教育講演3

10月25日(水) 11:25~12:15
第4会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅲ)

Developing a Career in Emergency Medicine

司会: 嶋津 岳士 (大阪大学大学院医学系研究科 救急医学)
演者: Tiffany C. Fong (Department of Emergency Medicine, Johns Hopkins University School of Medicine, USA)

Love! EM 救急への想い 教育講演4

10月25日(水) 14:40~15:10
第4会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅲ)

なぜ米国で救急医を続けるのか?

司会: 水島 靖明 (大阪警察病院 ER・救命救急科)
演者: Seikei Hibino (Department of Emergency Medicine, University of Minnesota, USA)

Love! EM 救急への想い 教育講演5

10月25日(水) 15:10~15:40
第4会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅲ)

Resuscitationist (Resuscitation + ist)としての救急医

司会: 織田 順 (東京医科大学 救急・災害医学分野)
演者: Tatsuya Norii (Department of Emergency Medicine, University of New Mexico, USA)

会長講演

会長講演

10月24日(火) 8:45~9:40
第1会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 ロイヤルホール)

救急への想い―Love EM (Emergency Medicine) !

司会: 坂本 哲也 (帝京大学医学部 救急医学)
演者: 嶋津 岳士 (大阪大学大学院医学系研究科 救急医学)

教育講演Ⅰ “救急最前線”シリーズ(26講演)

救急の臨床現場における最新・最先端の知識・治療などを共有します。

本学会では,貴重な3つの特別講演,4つの海外招待講演,5つの米国ER医教育講演,会長講演に加え,3日間にわたり各領域のトップランナーの先生方に50の教育講演をご発表いただきます。若手からベテランまでそれぞれの目的に応じてご参加いただけるように,教育講演は次の2つのシリーズに分けています。いずれも魅力的なシリーズになっていますので,是非多くの皆さまにご参加いただければ幸いです。
Ⅰ.“救急最前線”シリーズ(26講演)
救急の臨床現場における最新・最先端の知識・治療などを共有します。
Ⅱ.“救急を多方面から見る”シリーズ(24講演)
広大な学問領域から救急を新たに考えるヒント(知恵)を共有します。
なお,珠玉の講演抄録集を作成し,学会当日配布の予定です。是非手に取って“救急から広がる素晴らしい世界”をご覧ください。

教育講演Ⅰ-1

10月24日(火) 9:40~10:10
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

緊急IVR(Interventional Radiology)の最前線

司会: 根本 学 (埼玉医科大学国際医療センター 救命救急科)
演者: 船曵 知弘 (済生会横浜市東部病院 救命救急センター)

教育講演Ⅰ-2

10月24日(火) 10:15~10:45
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

救急整形外傷:後遺症をゼロに近づける方策

司会: 鴻野 公伸 (兵庫県立西宮病院 救命救急センター)
演者: 井口 浩一 (埼玉医科大学総合医療センター 高度救命救急センター)

教育講演Ⅰ-3

10月24日(火) 10:50~11:20
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

Damage Control Surgery - Up-to-date

司会: 加藤 正哉 (和歌山県立医科大学 救急集中治療医学)
演者: 久志本 成樹 (東北大学大学院医学系研究科 外科病態学講座救急医学分野)

教育講演Ⅰ-4

10月24日(火) 14:05~14:35
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

意識障害の鑑別の基本、ファインプレー、ピットフォール

司会: 奥寺 敬 (富山大学大学院医学薬学研究部 危機管理医学・医療安全学)
演者: 畝本 恭子 (日本医科大学多摩永山病院 救命救急センター)

教育講演Ⅰ-5

10月24日(火) 14:40~15:10
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

脳卒中急性期の診断・治療最前線

司会: 岸 正司 (日本生命済生会付属日生病院 救急診療センター)
演者: 坂口 学 (大阪大学大学院医学系研究科 神経内科学)

教育講演Ⅰ-6

10月24日(火) 15:15~15:45
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

DIC:最新の病態生理と診断・治療-敗血症と外傷での検討-

司会: 石倉 宏恭 (福岡大学医学部 救命救急医学)
演者: 丸藤 哲 (北海道大学医学研究院 救急医学教室)

教育講演Ⅰ-7

10月24日(火) 15:50~16:20
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

敗血症性DICの治療最前線

司会: 今村 浩 (信州大学医学部 救急集中治療医学)
演者: 射場 敏明 (順天堂大学大学院医学研究科 救急・災害医学)

教育講演Ⅰ-8

10月24日(火) 16:25~16:55
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

急性胆道感染症とDIC:治療の最前線

司会: 荻野 隆光 (川崎医科大学 救急医学)
演者: 岡本 好司 (北九州市立八幡病院 外科 / 消化器・肝臓病センター)

教育講演Ⅰ-9

10月25日(水) 9:15~9:45
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

ショックの鑑別と初期治療のコツ

司会: 谷口 巧 (金沢大学医薬保健研究域 麻酔・集中治療医学)
演者: 井上 貴昭 (筑波大学医学医療系 救急・集中治療医学)

教育講演Ⅰ-10

10月25日(水) 9:50~10:20
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

重症急性膵炎の診断と治療最前線

司会: 加地 正人 (東京医科歯科大学医学部附属病院 救命救急センター)
演者: 真弓 俊彦 (産業医科大学医学部 救急医学講座)

教育講演Ⅰ-11

10月25日(水) 10:25~10:55
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

体温異常症(熱中症&低体温症)~頼まれ講演で使えるお役立ち情報満載~

司会: 林 靖之 (大阪府済生会千里病院 千里救命救急センター)
演者: 三宅 康史 (帝京大学医学部/帝京大学医学部附属病院 救急医学講座/高度救命救急センター)

教育講演Ⅰ-12

10月25日(水) 11:00~11:30
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

救急患者の循環モニタリング:病態を見える化する

司会: 中尾 博之 (兵庫医科大学 救急・災害医学講座)
演者: 松嶋 麻子 (名古屋市立大学大学院医学研究科 先進急性期医療学)

教育講演Ⅰ-13

10月25日(水) 11:35~12:05
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

ERパールズ “Papers that may change your practice”

司会: 太田 祥一 (医療法人社団親樹会恵泉クリニック 訪問在宅診療)
演者: 林 寛之 (福井大学医学部附属病院 総合診療部)

教育講演Ⅰ-14

10月25日(水) 14:40~15:10
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

外傷性大動脈損傷及び大動脈解離に対する血管内治療の現状と将来

司会: 庄古 知久 (東京女子医科大学東医療センター 救命救急センター)
演者: 倉谷 徹 (大阪大学 低侵襲循環器医療学)

教育講演Ⅰ-15

10月25日(水) 15:15~15:45
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

頭頚部血管損傷の最新治療

司会: 藤見 聡 (大阪急性期・総合医療センター 高度救命救急センター)
演者: 中村 元 (大阪大学大学院医学系研究科 脳神経外科学)

教育講演Ⅰ-26 ※発表時間が変更になりました

10月25日(水) 15:50~16:20
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

Sepsis新定義(Sepsis-3)とqSOFAは何をもたらし、何を失うか?

司会: 小野 聡 (東京医科大学八王子医療センター 特定集中治療部)
演者: 小倉 裕司 (大阪大学大学院医学系研究科 救急医学)

教育講演Ⅰ-17

10月25日(水) 16:25~16:55
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

最新のガイドラインに基づくARDSの診療

司会: 山下 典雄 (久留米大学病院 高度救命救急センター)
演者: 藤島 清太郎 (慶應義塾大学医学部 総合診療教育センター)

教育講演Ⅰ-18

10月25日(水) 17:00~17:30
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

救急患者における栄養管理の最新トピックス-日本版ガイドラインの概説と実地臨床への応用

司会: 塩野 茂 (大阪府立中河内救命救急センター 救命救急センター)
演者: 小谷 穣治 (兵庫医科大学 救急・災害医医学講座)

教育講演Ⅰ-19

10月26日(木) 8:40~9:10
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

救急科専門医が知っておくべき「痛み・不穏・せん妄(PAD)」の管理

司会: 清田 和也 (さいたま赤十字病院 高度救命救急センター)
演者: 鶴田 良介 (山口大学大学院医学系研究科 救急・総合診療医学)

教育講演Ⅰ-20

10月26日(木) 9:15~9:45
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

急性腎障害・血液浄化療法の最新トピックス

司会: 落合 秀信 (宮崎大学医学部病態解析医学講座 救急・災害医学分野)
演者: 貞広 智仁 (東京女子医科大学八千代医療センター 救急科・集中治療部)

教育講演Ⅰ-21

10月26日(木) 9:50~10:20
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

救急領域における抗菌薬の選び方

司会: 久木田 一朗 (琉球大学大学院医学研究科 救急医学)
演者: 志馬 伸朗 (広島大学大学院医歯薬保健学研究科 救急集中治療医学)

教育講演Ⅰ-22

10月26日(木) 10:25~10:55
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

敗血症性ショックの治療最前線

司会: 高須 朗 (大阪医科大学 救急医学)
演者: 垣花 泰之 (鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 救急・集中治療医学)

教育講演Ⅰ-23

10月26日(木) 11:00~11:30
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

敗血症診療におけるバイオマーカーの理解を深める

司会: 一二三 亨 (香川大学医学部附属病院 救命救急センター)
演者: 松田 直之 (名古屋大学大学院医学系研究科 救急・集中治療医学分野)

教育講演Ⅰ-24

10月26日(木) 14:10~14:40
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

PICS(Post intensive care syndrome)の予防と治療

司会: 笠岡 俊志 (熊本大学医学部附属病院 救急・総合診療部)
演者: 井上 茂亮 (東海大学医学部付属八王子病院 救命救急医学)

教育講演Ⅰ-25

10月26日(木) 14:45~15:15
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

集中治療患者における体温管理・血糖管理

司会: 則尾 弘文 (済生会福岡総合病院 救命救急センター)
演者: 江木 盛時 (神戸大学医学部附属病院 麻酔科)

教育講演Ⅰ-16 ※発表時間が変更になりました

10月26日(木) 15:20~15:50
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

呼吸不全をECMOで救命する

司会: 大下 慎一郎 (広島大学大学院医歯薬保健学研究科 救急集中治療医学)
演者: 市場 晋吾 (日本医科大学付属病院 外科系集中治療科)

教育講演Ⅱ “救急を多方面から見る”シリーズ(24講演)

広大な学問領域から救急を新たに考えるヒント(知恵)を共有します。

本学会では、貴重な3つの特別講演、4つの海外招待講演、5つの米国ER医教育講演、会長講演に加え、3日間にわたり各領域のトップランナーの先生方に50の教育講演をご発表いただきます。若手からベテランまでそれぞれの目的に応じてご参加いただけるように、教育講演は次の2つのシリーズに分けています。いずれも魅力的なシリーズになっていますので、是非多くの皆さまにご参加いただければ幸いです。
Ⅰ.“救急最前線”シリーズ(26講演)
救急の臨床現場における最新・最先端の知識・治療などを共有します。
Ⅱ.“救急を多方面から見る”シリーズ(24講演)
広大な学問領域から救急を新たに考えるヒント(知恵)を共有します。
なお、珠玉の講演抄録集を作成し、学会当日配布の予定です。是非手に取って“救急から広がる素晴らしい世界”をご覧ください。

教育講演Ⅱ-1

10月24日(火) 9:40~10:10
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

AEDを活用できる救命体制をAll Japanで築きたい
~心臓突然死を減らすための疫学的アプローチ~

司会: 田中 秀治 (国士舘大学大学院 救急システム研究科)
演者: 石見 拓 (京都大学 健康科学センター)

教育講演Ⅱ-2

10月24日(火) 10:15~10:45
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

救急領域におけるDPCデータの活用

司会: 川上 正人 (青梅市立総合病院 救命救急センター)
演者: 田上 隆 (日本医科大学多摩永山病院 救命救急センター)

教育講演Ⅱ-3

10月24日(火) 10:50~11:20
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

日本外傷データバンクから世界への情報発信

司会: 成松 英智 (札幌医科大学医学部 救急医学)
演者: 齋藤 大蔵 (防衛医科大学校 防衛医学研究センター外傷研究部門・病院救急部)

教育講演Ⅱ-4

10月24日(火) 14:05~14:35
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

レジリエントな救急医療チームの有する力:想定、モニター、対応、学習

司会: 武田 宗和 (東京女子医科大学 救急医学)
演者: 中島 和江 (大阪大学医学部附属病院 中央クオリティマネジメント部)

教育講演Ⅱ-5

10月24日(火) 14:40~15:10
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

科学としての救急医学:「今、ここ、私」を超える技

司会: 上山 昌史 (独立行政法人地域医療機能推進機構中京病院 救急科)
演者: 行岡 哲男 (東京医科大学)

教育講演Ⅱ-6

10月24日(火) 15:15~15:45
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

救急医療にICTを活かせ!次世代の挑戦(次世代ICT活用事業)

司会: 松田 潔 (日本医科大学武蔵小杉病院 救命救急センター)
演者: 小倉 真治 (岐阜大学大学院医学系研究科 救急・災害医学分野)

教育講演Ⅱ-7

10月24日(火) 15:50~16:20
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

多言語対応 災害情報システムCaredについて: ICTを使った被災状況の見える化

司会: 佐々木 勝 (内閣官房参与)
演者: 塚本 俊也 (大阪大学 未来共生イノベーター博士課程プログラム)

教育講演Ⅱ-8

10月24日(火) 16:25~16:55
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

さあ、メタアナリシスをしよう!

司会: 上村 修二 (札幌医科大学 救急医学講座)
演者: 山川 一馬 (大阪急性期・総合医療センター 救急診療科)

教育講演Ⅱ-9

10月25日(水) 9:15~9:45
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

次世代シーケンサーによる感染症・微生物叢研究

司会: 橋口 尚幸 (順天堂大学大学院医学研究科 救急・災害医学)
演者: 飯田 哲也 (大阪大学微生物病研究所 細菌感染分野)

教育講演Ⅱ-10

10月25日(水) 9:50~10:20
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

iPS 細胞から血液脳関門モデルをつくる-意識障害の謎に挑む

司会: 柳川 洋一 (順天堂大学医学部附属静岡病院 救急診療科)
演者: 川端 健二 (国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 幹細胞制御プロジェクト)

教育講演Ⅱ-11

10月25日(水) 10:25~10:55
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

遺伝統計学とヒトゲノム解析で迫る急性期疾患

司会: 大嶋 清宏 (群馬大学大学院医学系研究科 救急医学)
演者: 岡田 随象 (大阪大学大学院医学系研究科 遺伝統計学)

教育講演Ⅱ-12

10月25日(水) 11:00~11:30
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

災害と建築のあり方を考える-病院建築を事例として-

司会: 藤井 千穂 (旭川荘 南愛媛病院)
演者: 池内 淳子 (摂南大学 理工学部建築学科)

教育講演Ⅱ-13

10月25日(水) 11:35~12:05
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

医療事故調査制度で救急医が知っておくべきこと

司会: 北村 伸哉 (君津中央病院 救命救急センター)
演者: 松本 博志 (大阪大学大学院医学系研究科 法医学)

教育講演Ⅱ-14

10月25日(水) 14:40~15:10
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

日本からのThe New England Journal of Medicineへの挑戦
~リアルワールドエビデンスの重要性~

司会: 澤村 淳 (北海道大学病院 先進急性期医療センター)
演者: 北村 哲久 (大阪大学大学院医学系研究科 環境医学)

教育講演Ⅱ-15

10月25日(水) 15:15~15:45
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

救急集中治療領域疾患におけるオートファジー-敗血症病態において敵か?味方か?-

司会: 藤田 智 (旭川医科大学医学部 救急医学)
演者: 渡邉 栄三 (千葉大学大学院医学研究院 総合医科学講座)

教育講演Ⅱ-16

10月25日(水) 15:50~16:20
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

多職種による症例カンファレンス及び多方面での情報共有の試み

司会: 福岡 敏雄 (倉敷中央病院 救命救急センター, 人材開発センター)
演者: 阪本 雄一郎 (佐賀大学医学部 救急医学)

教育講演Ⅱ-17

10月26日(木) 8:40~9:10
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

来るべき原子力災害に向かって ー 救急医はどのように対処すべきか? ー

司会: 長谷川 有史 (福島県立医科大学医学部 放射線災害医療学講座)
演者: 廣橋 伸之 (広島大学原爆放射線医科学研究所 放射線災害医療研究センター 放射線医療開発研究分野)

教育講演Ⅱ-18

10月26日(木) 9:15~9:45
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

救急現場から見た脳死下臓器提供の現状と課題

司会: 西山 謹吾 (高知赤十字病院 救命救急センター救急部)
演者: 横田 裕行 (日本医科大学大学院医学研究科 救急医学分野、同高度救命救急センター)

教育講演Ⅱ-19

10月26日(木) 9:50~10:20
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

国際人道支援活動あれこれ ―国際緊急援助隊とHuMAを中心にー

司会: 甲斐 達朗 (大阪府済生会千里病院 千里救命救急センター)
演者: 鵜飼 卓 (兵庫県災害医療センター 救急部)

教育講演Ⅱ-20

10月26日(木) 10:25~10:55
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

日本人の死生観と救急医療

司会: 中川 隆 (愛知医科大学 災害医療研究センター)
演者: 柏木 哲夫 (淀川キリスト教病院 理事長)

教育講演Ⅱ-21

10月26日(木) 11:00~11:30
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

高齢者医療における意思決定プロセスのあり方

司会: 箕輪 良行 (みさと健和病院 ER)
演者: 会田 薫子 (東京大学大学院人文社会系研究科 死生学・応用倫理センター上廣講座)

教育講演Ⅱ-22

10月26日(木) 14:10~14:40
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

救急医療と地域医療が医療を回す

司会: 濱邊 祐一 (東京都立墨東病院 高度救命救急センター)
演者: 井口 清太郎 (新潟大学大学院医歯学総合研究科 新潟地域医療学講座)

教育講演Ⅱ-23

10月26日(木) 14:45~15:15
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

救急分野における効果的な多変量解析の使い方

司会: 西山 隆 (神戸大学医学部附属病院 救命救急科)
演者: 新谷 歩 (大阪市立大学大学院医学研究科 医療統計学)

教育講演Ⅱ-24

10月26日(木) 15:20~15:50
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

エボラ出血熱に世界はどう対峙したか

司会: 樽井 武彦 (杏林大学医学部 救急医学)
演者: 大曲 貴夫 (国立国際医療研究センター病院)

専門医共通講習

本学会では、3つの専門医共通講習と9つの救急科専門講習を早朝および夕方の時間帯で行います。いずれも救急領域において重要なテーマを取り上げていますので、是非多くの皆さまにご参加いただき、今後の資格審査にもご活用いただければ幸いです。
なお、特別講演、招待講演を中心に指導医セミナーも8つ指定していますので、皆さまの積極的なご参加をお待ちしています。
なお、事前登録の必要はございません。受講希望者全員にご参加いただけるよう、必要に応じてサテライト放映会場も設けます。

専門医共通講習1 医療安全講習会

10月24日(火) 7:30~8:30
第1会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 ロイヤルホール)

救急医療におけるレジリエンス・エンジニアリング~変動する複雑適応系の制御

司会: 西村 匡司 (徳島大学大学院医師薬学研究部 救急集中治療医学)
演者: 中島 和江 (大阪大学医学部附属病院 中央クオリティマネジメント部)

専門医共通講習2 医療倫理講習会

10月24日(火) 17:15~18:15
第1会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 ロイヤルホール)

医学・医療の倫理的課題への対応と医師・研究者・専門職の役割

司会: 矢口 有乃 (東京女子医科大学 救急医学講座)
演者: 加藤 和人 (大阪大学大学院医学系研究科 医の倫理と公共政策学)

専門医共通講習3 感染対策講習会

10月26日(木) 7:30~8:30
第1会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 ロイヤルホール)

世界における感染対策への取り組み~パンデミックを防ぐ

司会: 猪口 貞樹 (東海大学医学部外科学系 救命救急医学)
演者: 朝野 和典 (大阪大学医学部附属病院 感染制御部)

救急科領域講習

本学会では、3つの専門医共通講習と9つの救急科専門講習を早朝および夕方の時間帯で行います。いずれも救急領域において重要なテーマを取り上げていますので、是非多くの皆さまにご参加いただき、今後の資格審査にもご活用いただければ幸いです。
なお、特別講演、招待講演を中心に指導医セミナーも8つ指定していますので、皆さまの積極的なご参加をお待ちしています。
なお、事前登録の必要はございません。受講希望者全員にご参加いただけるよう、必要に応じてサテライト放映会場も設けます。

救急科領域講習1 中毒診療

10月24日(火) 17:15~18:15
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

化学テロ-東京地下鉄サリン事件を振り返り、その教訓は生かされているのかを考える

司会: 冨岡 譲二 (社会医療法人緑泉会米盛病院 救急科)
演者: 奥村 徹 (日本中毒学会)

救急科領域講習2 外傷診療

10月24日(火) 7:30~8:30
第4会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅲ)

JATECコースとJETECコースで学ぶ最新の外傷診療

司会: 水島 靖明 (大阪警察病院 ER・救命救急科)
演者: 溝端 康光 (大阪市立大学大学院医学研究科 救急医学)

救急科領域講習3 熱傷診療

10月24日(火) 17:15~18:15
第6会場(リーガロイヤルホテル大阪 ウエストウイング2階 山楽2)

熱傷の治療:基本と応用

司会: 北澤 康秀 (近畿大学医学部 救急医学)
演者: 上山 昌史 (独立行政法人地域医療機能推進機構中京病院 救急科)

救急科領域講習4 敗血症診療

10月25日(水) 7:30~8:30
第1会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 ロイヤルホール)

日本版敗血症診療ガイドライン2016(J-SSCG2016)並びにSSCG2016

司会: 織田 成人 (千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学)
演者: 西田 修 (藤田保健衛生大学医学部 麻酔・侵襲制御医学講座)

救急科領域講習5 災害医学

10月25日(水) 17:50~18:50
第1会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 ロイヤルホール)

南海トラフ大地震災害に備える

司会: 布施 明 (日本医科大学大学院医学研究科 救急医学)
演者: 定光 大海 (国立病院機構大阪医療センター 救命救急センター)

救急科領域講習6 精神科的症状

10月25日(水) 17:50~18:50
第2会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅰ)

救急医療現場における精神科診療について

司会: 三宅 康史 (帝京大学医学部/帝京大学医学部附属病院 救急医学講座/高度救命救急センター)
演者: 北元 健 (埼玉医科大学病院 ER・急患・中毒センター/神経精神科)

救急科領域講習7 救急蘇生

10月25日(水) 7:30~8:30
第4会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅲ)

心肺蘇生ガイドライン2020に向けて

司会: 平出 敦 (近畿大学医学研究科 救急医学)
演者: 坂本 哲也 (帝京大学医学部 救急医学)

救急科領域講習8 産科妊産婦

10月25日(水) 17:50~18:50
第8会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング2階 桐)

防ぎ得る周産期の死亡をなくすために 妊産婦救急の実際

司会: 長谷 敦子 (長崎大学病院医療教育開発センター 長崎外来・救急医療教育室)
演者: 荻田 和秀 (りんくう総合医療センター 産婦人科)

救急科領域講習9 急性心不全

10月26日(木) 7:30~8:30
第4会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅲ)

急性心不全の診断と治療

司会: 今泉 均 (東京医科大学 麻酔科学分野・集中治療部)
演者: 坂田 泰史 (大阪大学大学院医学系研究科 循環器内科学)

個人情報保護委員会セミナー

個人情報保護委員会セミナー

10月25日(水) 7:30~8:30
第5会場(リーガロイヤルホテル大阪 ウエストウイング2階 山楽1)

改正個人情報保護法と臨床研究上の注意点

司会: 小谷 穣治 (兵庫医科大学 救急・災害医医学講座)
演者: 松井 健志 (国立循環器病研究センター 医学倫理研究部)

シンポジウム

本学会では、救急医学、救急医療における重要テーマ30を取り上げ、7つのシンポジウム、21のパネルディスカッション、2つのワークショップを組ませていただきました。また、その関連セッションも数多く設けています。多くの皆さまにご参加いただき、各テーマの最新知見や各施設の取り組みを共有し、また考える機会にしていただければ幸いです。
なお、4つのシンポジウム(地域医療構想、東京オリンピック、メデイカルコントロール、小児救命救急)では、厚生労働省医政局地域医療計画課の各担当官の先生方にご参加いただき、行政の視点も交えた総合討論をお願いしています。シンポジウムを通じて学会と行政の連携が発展することを期待します。

シンポジウム1 地域医療構想を見据えた救急医療体制

10月24日(火) 9:40~11:40
第1会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 ロイヤルホール)

司会: 横田 順一朗 (地方独立行政法人 堺市立病院機構)
堤 晴彦 (埼玉医科大学総合医療センター 高度救命救急センター)

地域の医療需要の将来推計や報告された情報などを活用し、医療提供体制の実現を目指す地域医療構想(ビジョン)の策定が各都道府県で進んでいる。それにともない、施設の役割は地域にシフトし、医療と介護はシームレスであることが求められ、在宅トリアージという概念も生まれた。地域医療構想を見据えた救急医療体制はどうあるべきか?何を備えるべきか?MC協議会へ期待されることは何か?高齢者以外の重症傷病者に対する適切な医療体制とは?各地域の取り組みを共有し、直面する課題について議論していただきたい。

シンポジウム2 東京オリンピック・パラリンピックに向けた救急医療体制の整備

10月24日(火) 14:05~15:35
第1会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 ロイヤルホール)

司会: 小井土 雄一 (国立病院機構災害医療センター 臨床研究部)
山口 芳裕 (杏林大学医学部 救急医学)

東京オリンピック・パラリンピック大会まであと3年を切った。医療体制の構築は、大会開催の条件に含まれるが、未だ計画は十分とはいえない。一方、世界情勢においてはテロ発生の蓋然性が増し、新興感染症が毎年のように話題になる。したがって、医療体制は、感染症を含む救急医療、集団災害、NBCテロ対応を含んだものが必要となる。昨年に引き続き、このシンポジウムでは大会のあるべき医療体制を広く論じ、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会への提言としてまとめたい。

シンポジウム3 敗血症診療ガイドライン2016(日本版、SSCG):検証と今後の課題

10月25日(水) 9:15~10:45
第1会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 ロイヤルホール)

司会: 西田 修 (藤田保健衛生大学医学部 麻酔・侵襲制御医学講座)
田中 裕 (順天堂大学大学院医学研究科 救急災害医学)

日本版敗血症診療ガイドライン2016とSSCG2016が相次いで公開され、国内外で敗血症診療の見直しが進められている。両ガイドラインは、項目立てや推奨作成においてそれぞれオリジナリティーを持ち、中には両者で異なる推奨も見られ、十分な比較や検証を行うことが必要と考えられる。これらの検証結果をもとに、日本版敗血症診療ガイドライン2020の改訂に向けて、今後考慮すべきポイントや取り組むべき課題などを広く議論したい。

シンポジウム4 メディカルコントロール:未来への挑戦

10月25日(水) 16:10~17:40
第1会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 ロイヤルホール)

司会: 森村 尚登 (東京大学大学院医学系研究科 救急科学)
田邉 晴山 (救急振興財団 救急救命東京研修所)

救急科領域専門研修カリキュラムにおいても、行動目標の一つにメディカルコントロール(MC)の知識習得が謳われるなど、今や救急医にとってMCへの関与は必須である。しかしながら、救急医が指導医になるまでの各ステップにおいてMCで果たすべき役割は明確でない。昨年に引き続き、後期研修医、救急科専門医、救急医学会指導医がそれぞれMCで果たす(果たせる)役割と、そのために必要な研修と経験について広く論じていただきたい。得られたコンセンサスを専門研修カリキュラムや各種講習会の質の向上につなげたい。

シンポジウム5 専門医制度と救急医の養成

10月26日(木) 10:10~11:40
第1会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 ロイヤルホール)

司会: 木村 昭夫 (国立国際医療研究センター病院 救命救急センター)
奥地 一夫 (奈良県立医科大学 救急医学)

日本専門医機構による専門医制度の実施は1年延期されたが、従来の専門医制度に改革が必要であることに異論はない。国民に信頼される専門医制度を構築することが最大の課題であるが、救急医学会にとっては、救急医を養成するためのより良いシステムを構築し、より多くの若手医師を救急に誘うことが重要である。専門医制度を見据えて、いかにして魅力ある研修・教育を提供するか、各施設の工夫や苦労、今後の展望について話し合っていただきたい。

シンポジウム6 小児救命救急:今日の課題と明日へのビジョン

10月26日(木) 14:10~15:40
第1会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 ロイヤルホール)

司会: 清水 直樹 (東京都立小児総合医療センター 救命・集中治療部/福島県立医科大学 ふくしま子ども・女性医療支援センター)
六車 崇 (横浜市立大学市民総合医療センター 高度救命救急センター)

小児救急診療の現場において重症例の割合は少ないが、重篤な小児患者への対応には難渋することも多い。本セッションでは、救命救急の視点から小児診療の現況と課題を共有し、地域医療体制や診療体制などに関して今後のビジョンを議論したい。病院前救護から集中治療まで、小児の救命救急に関わる演題を広く募集する。

シンポジウム7 高齢化社会を見据えた救急医療:セイフティーネットを構築する

10月26日(木) 15:40~17:10
第1会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 ロイヤルホール)

司会: 今井 寛 (三重大学医学部附属病院 救命救急センター)
小池 薫 (京都大学大学院医学研究科 初期診療・救急医学)

世界に類をみない高齢化社会を迎え、わが国の救急医療の方向性はわれわれ自身で決めていく必要がある。本セッションでは、各地域における高齢者救急医療体制の課題と展望を発表していただき、在宅医・施設や救急病院との連携によるセイフティーネットの構築、地域包括ケアシステムの効果的な活用、など高齢化社会を見据えた救急医療のあり方を議論したい。米国救急医にも議論に加わってもらう予定である。

パネルディスカッション

本学会では、救急医学、救急医療における重要テーマ30を取り上げ、7つのシンポジウム、21のパネルデイスカッション(うち2つは“救急への想い”シリーズに掲載)、2つのワークショップを組ませていただきました。多くの皆さまにご参加いただき、各テーマの最新知見や各施設の取り組みを共有し、また考える機会にして戴ければ幸いです。

パネルディスカッション1 救急領域における医療安全への新たな取り組み

10月24日(火) 15:35~17:05
第1会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 ロイヤルホール)

司会: 中島 勧 (東京大学医学部附属病院 救命救急センター)
中島 和江 (大阪大学医学部附属病院 中央クオリティマネジメント部)

ますます高度化、複雑化する医療において、安全性の確保はきわめて重要である。救急医療は、緊急度、重症度、扱う領域の広さなどから患者の安全に関わる課題が多い。救急領域における患者管理のリスクをいかに減らすか?最新のリスクマネージメントに関して現場の取り組みを議論していただきたい。

パネルディスカッション2 ARDS診断・治療の最前線:標準治療への挑戦

10月24日(火) 9:40~11:10
第5会場(リーガロイヤルホテル大阪 ウエストウイング2階 山楽1)

司会: 藤島 清太郎 (慶應義塾大学医学部 総合診療教育センター)
中田 孝明 (千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学)

1967年にARDSが初めて報告されてから、今年で50年の節目を迎える。この間、多くのエビデンスが積み重ねられ、診断基準、治療の標準化が進んだが、いまだARDS患者の死亡率は高く、重症例の治療にはしばしば難渋する。現行の診断・治療では救命できない患者を救うために今何ができるだろうか?ガイドラインを超えた診断・治療の最前線について議論したい。

パネルディスカッション3 侵襲反応を制御する~基礎研究(臨床への架け橋)

10月24日(火) 14:05~15:35
第5会場(リーガロイヤルホテル大阪 ウエストウイング2階 山楽1)

司会: 織田 成人 (千葉大学大学院医学研究院 救急集中治療医学)
松田 直之 (名古屋大学大学院医学系研究科 救急・集中治療医学分野)

外傷、熱傷、敗血症など侵襲にともなう生体反応を明らかにし、適切に制御することは、救急医学の最も重要なテーマの一つである。本セッションでは、臨床への架け橋となる基礎研究の新知見を集め、効果的な侵襲反応の制御を議論したい。

パネルディスカッション4 侵襲反応を制御する~臨床研究(breakthrough)

10月24日(火) 15:35~17:05
第5会場(リーガロイヤルホテル大阪 ウエストウイング2階 山楽1)

司会: 武山 直志 (愛知医科大学 救命救急科)
田﨑 修 (長崎大学病院 救命救急センター)

外傷、熱傷、敗血症など侵襲にともなう生体反応を明らかにし、適切に制御することは、救急医学の最も重要なテーマの一つである。本セッションでは、今後breakthroughをもたらす可能性がある臨床研究の新知見を集め、ベッドサイドにおける効果的な侵襲反応の制御を議論したい。

パネルディスカッション5 他分野の学問の成果を救急医学に生かす

10月24日(火) 9:40~11:10
第6会場(リーガロイヤルホテル大阪 ウエストウイング2階 山楽2)

司会: 行岡 哲男 (東京医科大学)
猪口 貞樹 (東海大学医学部外科学系 救命救急医学)

救急医学は、自然科学のみならず、社会学など広く他分野の学問の成果を取り込みながら発展を遂げてきた。今後も多様な学問分野との連携は救急医学の発展に欠かすことができない。救急医学の分野を超えた学際的研究の具体例やその展望を発表していただきたい。

パネルディスカッション6 ショック管理:輸液・モニタリングの新戦略

10月24日(火) 14:05~15:35
第6会場(リーガロイヤルホテル大阪 ウエストウイング2階 山楽2)

司会: 鍬方 安行 (関西医科大学 救急医学講座)
垣花 泰之 (鹿児島大学大学院医歯学総合研究科 救急・集中治療医学)

ショック患者における循環モニタリング、輸液管理の確立は、救急領域における長年の課題である。しかしながら、近年 敗血症性ショックに対するEGDTの見直しが図られるなど、管理法は未だ定まっていないのが現状である。各施設でショックに対して取り組まれている輸液・モニタリングの新たな戦略を発表していただきたい。

パネルディスカッション7 心肺蘇生ガイドライン2020への挑戦

10月25日(水) 10:45~12:15
第1会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 ロイヤルホール)

司会: 坂本 哲也 (帝京大学医学部 救急医学)
司会: 相引 眞幸 (愛媛大学医学系研究科 救急医学分野)

一昨年、国際蘇生連絡協議会(ILCOR)により発表された国際コンセンサス(2015CoSTR)に基づき、わが国でもJRC蘇生ガイドライン2015が発表された。次回、2020年のガイドライン改訂に向けて、心肺蘇生に関わる新しい知見をわが国からも公表していくことが求められる。心肺蘇生ガイドライン2020を見据えて取り組んでいる最先端の心肺蘇生研究を論じていただきたい。

パネルディスカッション8 来るべき災害(自然・人為災害)に備える

10月25日(水) 14:40~16:10
第1会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 ロイヤルホール)

司会: 定光 大海 (国立病院機構大阪医療センター 救命救急センター)
島田 二郎 (福島県立医科大学 救命救急センター)

近年、首都直下型地震や南海トラフ地震などの大規模災害だけでなく、テロを含む様々な人為災害の発生も強く危惧されている。来るべき災害に備えるには、過去の経験を科学的に分析し、知見を積み上げていくことが重要と考えられる。過去の災害から得られた様々な教訓と知見を踏まえ、未来にどのように生かしていくか?今後に備える議論をしていただきたい。

パネルディスカッション9 重症外傷診療のイノベーション:基礎的、臨床的アプローチ

10月25日(水) 9:15~10:45
第5会場(リーガロイヤルホテル大阪 ウエストウイング2階 山楽1)

司会: 渡部 広明 (島根大学医学部 Acute Care Surgery講座)
今 明秀 (八戸市立市民病院 救命救急センター)

Non-operative management、ダメージコントロール、外傷性凝固障害に対するアプローチなど革新的な考え方の普及により、重症外傷の治療は明らかに向上している。本セッションでは、重症外傷(頭部外傷を含む)に対する新たな治療コンセプトや先駆的な診療技術などについて、昨年に引き続き基礎的実験から臨床応用まで幅広く発表いただき、今後の方向性を議論したい。

パネルディスカッション10 社会復帰を目指す救急医療:長期予後を改善する

10月25日(水) 10:45~12:15
第5会場(リーガロイヤルホテル大阪 ウエストウイング2階 山楽1)

司会: 新藤 正輝 (帝京大学医学部 救急医学)
塩崎 忠彦 (大阪大学大学院医学系研究科 救急医学)

救急医療の大きな治療目標は、患者の社会復帰と長期予後の改善である。しかしながら、心停止蘇生後・敗血症・多発外傷など様々な重症病態において、長期予後や社会復帰に関する研究は未だ黎明期を脱していない。長期予後を見据えた救急医療に関する知見を集め、救急医として施設として、今何ができるのか議論していただきたい。

パネルディスカッション11 救急医療とICT:ビッグデータ臨床研究の現況と展望

10月25日(水) 9:15~10:45
第6会場(リーガロイヤルホテル大阪 ウエストウイング2階 山楽2)

司会: 久志本 成樹 (東北大学大学院医学系研究科 外科病態学講座救急医学分野)
齋藤 大蔵 (防衛医科大学校 防衛医学研究センター外傷研究部門・病院救急部)

現在、情報通信技術(ICT)の発達とともにビッグデータの蓄積及び解析が様々な分野で可能となり、大きな研究成果を挙げている。救急領域においてもICTビッグデータを用いた21世紀型の臨床研究を発展させ、本邦から海外に向けて発信できる時代を迎えている。様々なICTを活用した臨床研究の現況と展望について議論していただきたい。

パネルディスカッション12 救急不応需削減への取り組み

10月25日(水) 10:45~12:15
第6会場(リーガロイヤルホテル大阪 ウエストウイング2階 山楽2)

司会: 梅村 武寛 (沖縄県立南部医療センター・こども医療センター 救命救急センター)
大谷 典生 (聖路加国際病院 救急部・救命救急センター)

より多くの救急患者の受け入れ要請に応需することが望ましいことは共通の認識であるが、どの施設においてもそこには少なからずクリアすべき問題点が存在している。そのような中、少しでも救急不応需例を削減するべく取り組んでいる各施設の工夫を発表していただき、取り組みの難しさだけでなく成功のポイントを共有する場としたい。

パネルディスカッション13 救急医療の法的諸問題

10月25日(水) 14:40~16:10
第8会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング2階 桐)

司会: 有賀 徹 (独立行政法人労働者健康安全機構)
松本 博志 (大阪大学大学院医学系研究科 法医学)

救急医療を行う上で、診断や治療など純粋に医学的な判断以外においても、判断に迷う局面や事例は少なくない。しかしながら、医療に関する法律、通知・通達は非常に多く、その法的な解釈が困難な場合もある。個人情報保護、インフォームドコンセントから高齢者医療、終末期医療、事前指示書(POLST)、輸血拒否患者への対応など、救急医が遭遇する法的諸問題を共有して一緒に考えたい。

パネルディスカッション14 多施設研究による日本からの情報発信

10月25日(水) 16:10~17:40
第8会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング2階 桐)

司会: 丸藤 哲 (北海道大学医学研究院 救急医学教室)
山村 仁 (弘前大学大学院医学研究科 救急災害医学)

多施設研究によるメッセージは、客観性を持ち、臨床上のインパクトも大きい。海外では、救急・集中治療領域においても次々と大規模な前向き多施設研究が行われ、研究結果が発信されてきたが、日本はその点で大きく出遅れている。近年動き始めた学会主導多施設研究や若手有志の多施設研究など、本邦から国内外に発信できる研究デザインや研究成果を発表していただき、今後の多施設研究のあり方も議論したい。

パネルディスカッション15 日本におけるER診療のあり方

10月26日(木) 8:40~10:10
第1会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 ロイヤルホール)

司会: 太田 凡 (京都府立医科大学大学院医学研究科 救急・災害医療システム学)
廣瀬 保夫 (新潟市民病院 救命救急・循環器病・脳卒中センター)

日本の救急医療は重症外傷に対する社会的要請によって生まれ発展してきた。交通事故死亡者がピークの1/4以下になり、高齢者救急が著増している今日、救急医療には何が求められているのか。ER診療は、いわゆる北米型ERとして救命救急センターと対極のあり方としてとらえられているが、日本におけるER診療のあり方、今後の展望について様々な視点からの討議を期待する。

パネルディスカッション16 敗血症性DICへのアプローチ:抗凝固療法は必要か?

10月26日(木) 8:40~10:10
第5会場(リーガロイヤルホテル大阪 ウエストウイング2階 山楽1)

司会: 射場 敏明 (順天堂大学大学院 救急・災害医学)
石倉 宏恭 (福岡大学医学部 救命救急医学講座)

敗血症診療の中で敗血症性DICへのアプローチは、現在最も注目される領域の一つである。特に、抗凝固療法は必要か?国内外のガイドラインにおいてもその評価はまちまちであり、信頼性の高いエビデンスの蓄積が求められる。抗凝固療法に関する新しい知見を広く集め、国内外に通用する議論を繰り広げたい。

パネルディスカッション17 腸管不全の予防と治療:最先端のエビデンス

10月26日(木) 10:10~11:40
第5会場(リーガロイヤルホテル大阪 ウエストウイング2階 山楽1)

司会: 小谷 穣治 (兵庫医科大学 救急・災害医学講座)
佐藤 格夫 (愛媛大学大学院医学系研究科 救急航空医療学講座)

敗血症、外傷、熱傷などの重症病態では、生体への過大な侵襲が腸管に多大な影響を及ぼすことが知られている。“腸管不全”は、重症化の主因(“the motor of critical illness”)としても注目され、その予防と治療はきわめて重要である。本セッションでは、重症患者における腸管不全の予防や治療に関して、各施設で取り組まれている基礎研究、臨床研究の最先端のエビデンスを紹介していただきたい。

パネルディスカッション18 多死社会における救急医療のあり方:適切な医療の提供

10月26日(木) 14:10~15:40
第5会場(リーガロイヤルホテル大阪 ウエストウイング2階 山楽1)

司会: 本多 英喜 (横須賀市立うわまち病院救命救急センター 救急総合診療部)
伊藤 壮一 (麻生総合病院 救急総合診療科)

2025年問題/多死社会を迎えるにあたり、高度急性期病院のみならずERにおいてもQOD(Quality of Death)やどの程度の医療を施すのか?という問題が日常化している。点滴や経管栄養、酸素を投与しない「平穏死」という選択肢を提示する救急施設も存在してきている。慢性期病院や施設、在宅医療施設とER(急性期病院)との地域連携のありかたを探り、適切な急性期医療のありかたを議論する場としたい。

パネルディスカッション19 魅力ある救急医学教育:若手を育てる

10月26日(木) 15:40~17:10
第5会場(リーガロイヤルホテル大阪 ウエストウイング2階 山楽1)

司会: 小林 誠人 (公立豊岡病院 但馬救命救急センター)
志賀 隆 (国際医療福祉大学三田病院 救急部)

これからの救急医療を支える若手医師の育成はきわめて重要である。医学生や研修医に対して、さらには専門医育成の場で、魅力ある救急医学教育を行うにはどのように工夫すればよいか?今後の救急医療、救急医学を発展させる人材を育成するための具体的な教育のあり方について議論していただきたい。

ワークショップ

本学会では、救急医学、救急医療における重要テーマ30を取り上げ、7つのシンポジウム、21のパネルデイスカッション、2つのワークショップを組ませていただきました。多くの皆さまにご参加いただき、各テーマの最新知見や各施設の取り組みを共有し、また考える機会にして戴ければ幸いです。

ワークショップ1
「救急外来部門における感染対策」の標準化に挑む2017
(日本救急医学会、日本臨床救急医学会、日本感染症学会、日本環境感染学会、日本臨床微生物学会合同企画)

10月24日(火) 15:35~17:05
第6会場(リーガロイヤルホテル大阪 ウエストウイング2階 山楽2)

第一部:合同WG活動報告2017

司会: 佐々木 淳一 (慶應義塾大学医学部 救急医学)

病院前における感染対策の問題点と今後の対策

演者: 森田 正則 (堺市立総合医療センター 救命救急センター)

チェックリスト(案)公開

演者: 椎野 泰和 (川崎医科大学 救急医学)

救急外来部門における微生物検査体制:問題点と解決への糸口

演者: 志馬 伸朗 (広島大学大学院医歯薬保健学研究科 救急集中治療医学)

第二部:感染対策をディベートで考える!救急医vs感染制御医

司会: 池田 弘人 (帝京大学医学部 救急医学)
大毛 宏喜 (広島大学病院 感染症科)
プレゼンター: 鍋谷 佳子 (大阪大学医学部附属病院 看護部)
ディスカッサント: 松山 重成 (兵庫県災害医療センター高度救命救急センター 救急部)
渡邉 学 (東邦大学医療センター大橋病院 外科)

ワークショップ2 ICLS指導者養成ワークショップ ブラッシュアップセミナー

10月25日(水) 14:40~16:40
第9会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング2階 桂)

司会: 太田 育夫 (近畿大学医学部附属病院 救急医学)
伊関 憲 (福島県立医科大学医学部 救急医療学講座)

現在、ICLSコース受講生は年間20,000名を超す勢いになっている。委員会ではコースの質の向上には、指導者養成WSの充実が必須と考えている。本セミナーでは指導者養成WSの工夫について報告いただき、会場のWS director・instructorとともに有意義な意見交換ができる機会としたい。

Love EM! 救急への想い(株式会社へるす出版共催)

救急のどこが好きなのか?どこに惹かれるのか?
なぜ救急を選んだのか?なぜ救急を続けるのか?
救急医として何をしたいのか?何を目指すのか?
どんな医師(ヒト)になりたいのか?どんなチャレンジができるのか?
私たち救急医は地域、社会、世界でどんな役割が果たせるのか?
何を変えることができるのか?
私たちは一体何者なのか?

本学会では、新しい企画として、救急への想いや夢を世代を超えて語り合い、若手の方々にも伝える場を3日間にわたり設けました。多くの皆さまにご参加いただき、救急への想い(“Love EM!”)を熱く語り、共に心動かし、またこれからを考える機会にしていただければ幸いです。なお、参加者の皆さまからの感想は、適宜ツイッターとしてスクリーンに表示されます。心温まるホットな空間になりますことを心から願っています。

また、株式会社へるす出版の共催をいただき、“救急への想い”シリーズ抄録集を作成し、学会当日配布の予定です。是非、手に取って多くの熱い想いに触れてみてください。

なおツイートセッションに関する詳細はこちらからご確認ください

救急への想い
パネルディスカッション1 日米救急医療strength and weakness

10月25日(水) 15:40~17:40
第4会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅲ)

司会: 木村 昭夫 (国立国際医療研究センター病院 救命救急センター)
Hibino Seikei (Department of Emergency Medicine, University Of Minnesota)

日本と米国では、救急医療のあり方が大きく異なる。これまで「北米型ER vs 3次救急」の優劣が多く議論されてきたが、本セッションでは「日本と米国の救急医療」を比較することで、それぞれの強みと弱みを明らかにすることを目的とする。日本で初期診療型救急を行っている施設、集中治療型救急を行っている施設の両者から、具体的な救急医療体制を紹介する演題を広く募集する。これに加え、米国の救急医療についても講演していただき、我が国の実情に即した救急医療のあり方について議論を交わしたい。

救急への想い
パネルディスカッション2 
男女共同参画への取り組み ~ボスの本音、施設運営の理想と現実~

10月26日(木) 8:40~10:10
第4会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅲ)

司会: 矢口 有乃 (東京女子医科大学 救急医学講座)
林 寛之 (福井大学医学部附属病院 総合診療部)

救急はやはり‘3K’ か?39歳以下の若手救急医を対象としたアンケートの結果、57%の方が「一生救急医を続けられない」と回答した。やりがいとQOLとが求められる時代に、施設のボス(施設長)はどう取り組むか?育ボス(部下と自分のワーク・ライフ・バランスをともに大切にする管理職)の成功例や模索中などご提示いただき、皆が救急医を続けられるよう、本音を語り合いたい。
(米国ER女性医師にもご参加いただき、米国ERの職場環境なども紹介していただきます。)

救急への想い
日本救急医学会・日本集中治療医学会ジョイントセッション
世界からみた敗血症~いま自分たちにできること~

10月25日(水) 16:30~17:30
第3会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

司会: 中川 聡 (国立成育医療研究センター病院 集中治療科)
松嶋 麻子 (名古屋市立大学大学院医学研究科 先進急性期医療学)

世界では、毎年約600万人が敗血症で命を落としており、その多くが「防ぎ得た死」であると言われています。2017年5月、WHO(世界保健機構)は「敗血症の予防、診断、治療を先進国、発展途上国に関わらず推進すること」を世界の健康課題として認定しました。このセッションでは日本集中治療医学会と合同で、世界および日本における敗血症の現状、課題を皆様と共有し、今後の日本の敗血症対策につなげたいと思っています。世界に目を向けた若い先生方の積極的なご参加を期待しています。

Global Sepsis Alliance (GSA) の活動と世界敗血症デー

演者: 中川 聡 (国立成育医療研究センター病院 集中治療科)

加齢と敗血症

演者: 井上 茂亮 (東海大学医学部付属八王子病院 救命救急医学)

小児敗血症を世界的視野で俯瞰する

演者: 川崎 達也 (静岡県立こども病院 小児集中治療科)

世界の多剤耐性菌対策による敗血症死の予防 ~AMR対策アクションプラン~

演者: 福家 良太 (東北医科薬科大学 感染制御部)

敗血症の研究の展望2017

演者: 松田 直之 (名古屋大学大学院医学系研究科 救急・集中治療医学分野)

世界の敗血症対策 WHOからの提言

演者: 松嶋 麻子 (名古屋市立大学大学院医学研究科 先進急性期医療学)

救急への想い
イブニング教育セミナー 米国ERから若手(ベテランも?)へのメッセージ

10月25日(水) 17:50~18:50
第3会場(リーガロイヤルホテル タワーウイング3階 光琳Ⅱ)

司会: Seikei Hibino (Department of Emergency Medicine, University of Minnesota)

米国ERの先生方から本場のERで実際に行われている臨床のコツを伝授してもらいます。
特に若手の先生方には積極的にご参加いただき、新鮮な知識を学んでいただければ幸いです。もちろん、ベテランの先生方にも日米を比較しながら新たな刺激を受けていただけるはずです。是非この貴重な機会に皆さまにご参加いただき、米国ERの現場を感じてください。
なお、発表は英語で行われますが、質疑応答は日本語も可能です。

症例プレゼンテーションのコツ

演者: Seikei Hibino (Department of Emergency Medicine, University of Minnesota)

ERで多数の患者を診るコツ

演者: Tatsuya Norii (Department of Emergency Medicine, University of New Mexico)

ERの指導者として現場で何に留意するか?

演者: Joseph Alfano (Fairview Lakes Medical Center)

救急への想い
救急医1000人アンケート 救急医の今を見る

10月26日(木) 11:10~11:40
第4会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅲ)

司会: 横田 裕行 (日本医科大学大学院医学研究科 救急医学分野、同高度救命救急センター)
演者: 松嶋 麻子 (へるす出版「救急医学」編集委員会

このセッションでは、昨年の本学会で行った「救急医1000人アンケート」の結果をもとに、救急医ひとりひとりが大切にしている想いを世代別、男女別にまとめ、discussionしたいと考えています。仕事に対する考え方やライフスタイルが多様化している今日、1000人の救急医の率直な想いを知ることで、明日からの職場環境の改善などに生かしていただければ幸いです。

救急への想い
いま輝くとき~そして未来へ~

10月26日(木) 16:25~17:10
第4会場(リーガロイヤルホテル大阪 タワーウイング3階 光琳Ⅲ)

司会: 田中  裕 (順天堂大学大学院医学研究科 救急災害医学)
松嶋 麻子 (名古屋市立大学大学院医学研究科 先進急性期医療学)

“Love EM! 救急への想い”シリーズの最終セッションとして、3日間にわたり皆さまからいただいた貴重な想いを共有します。ツイッターによる参加者皆さまのご意見もまとめて発表する予定です。また、学会のさまざまな場面で活躍される米国ERの先生方が感じた想いやこれからの夢などもコメントしてもらいます。是非、多くの皆さまにご参加いただき、“Love EM!”の想いで大きなひとつの輪が広がり、次世代に力強くつながっていくことを願っています。

演者: 大西 光雄 (大阪大学医学部附属病院 高度救命救急センター)
Tiffany C. Fong (Department of Emergency Medicine, Johns Hopkins University School of Medicine, USA)
Harry E. Heverling (Department of Emergency Medicine, Johns Hopkins University School of Medicine, USA)
Joseph Alfano (Fairview Lakes Medical Center, USA)
松嶋 麻子 (名古屋市立大学大学院医学研究科 先進急性期医療学)

Pros & Cons

救急医療の現場には、未だ解決に至っていないテーマが山の数ほど残っています。本学会では臨床上特に注目される15のテーマを取り上げ、発表者の先生方にはそれぞれpro、conの立場からまとめてもらい、熱いデイベートをお願いしています。多くの皆さまに是非ご一緒にご参加いただき、最新情報のブラッシュアップをしていただければ幸いです。

Pros & Cons 1 重症頭部外傷に対する低体温療法は有効か?

10月24日(火) 14:05~14:45
第13会場(大阪国際会議場 3F イベントホール)

司会: 小田 泰崇 (山口大学大学院医学系研究科 救急・総合診療医学講座)

重症頭部外傷に対する低体温療法の有効性-これまでの知見と今後の方向性-

演者(Pro): 吉矢 和久 (大阪大学大学院医学系研究科 救急医学講座)

重症頭部外傷に対する低体温療法は有効か?

演者(Con): 萩原 靖 (りんくう総合医療センター 高度脳損傷・脳卒中センター、脳神経診療部)

Pros & Cons 2 重症頭部外傷の管理にICPモニタリングは必要か?

10月24日(火) 14:50~15:30
第13会場(大阪国際会議場 3F イベントホール)

司会: 黒田 泰弘 (香川大学医学部 救急災害医学)

ICPモニタリングは神経集中治療に必須のモニターである!

演者(Pro): 横堀 將司 (日本医科大学大学院医学研究科 救急医学分野)

重症頭部外傷の管理にICPモニタリングは必要か? -Consの立場から-

演者(Con): 櫻井 淳 (日本大学医学部 救急医学系救急集中治療医学分野)

Pros & Cons 3 救命センターの外傷初療にハイブリッドERは必要か?

10月24日(火) 15:35~16:15
第13会場(大阪国際会議場 3F イベントホール)

司会: 大友 康裕 (東京医科歯科大学大学院 救急災害医学分野)

Hybrid Emergency Roomが切り開く新たな世界

演者(Pro): 中森 靖 (関西医科大学総合医療センター 救急医学科)

外傷診療にとってハイブリッドERのメリットは限定的である

演者(Con): 白井 邦博 (兵庫医科大学 救急災害医学)

Pros & Cons 4
重篤な薬物中毒に対して脂肪乳剤の投与(Intravenous Lipid Emulsion)は有効か?

10月25日(水) 9:15~9:55
第13会場(大阪国際会議場 3F イベントホール)

司会: 織田 順 (東京医科大学 救急・災害医学分野)

重症急性中毒に対する静脈脂肪乳剤(ILE)療法への期待 ~Evidence or Experience?~

演者(Pro): 吉永 雄一 (大阪府済生会千里病院 千里救命救急センター)

薬物中毒に対して脂肪乳剤の投与(Intravenous Lipid Emulsion)は標準的な治療とは言えない

演者(Con): 杉田 学 (順天堂大学医学部附属練馬病院 救急・集中治療科)

Pros & Cons 5
重症救急患者に対する早期の経腸投与エネルギーは、標準量が必要か?

10月25日(水) 10:00~10:40
第13会場(大阪国際会議場 3F イベントホール)

司会: 小谷 穣治 (兵庫医科大学 救急・災害医医学講座)

本邦症例(痩せ,高齢)では,安易に栄養負債を増大させるべきではない;漸増法により入室3日目には消費エネルギーに近似させる

演者(Pro): 海塚 安郎 (製鉄記念八幡病院 救急・集中治療部)

早期経腸栄養の投与エネルギーは標準量に拘る必要はない

演者(Con): 巽 博臣 (札幌医科大学医学部 集中治療医学)

Pros & Cons 6 重症救急患者に対してプロバイオティクスの投与は有効か?

10月25日(水) 10:45~11:25
第13会場(大阪国際会議場 3F イベントホール)

司会: 松田 兼一 (山梨大学医学部 救急集中治療医学講座)

重症救急患者に対するプロバイオティクスの有用性ーProsの立場でー

演者(Pro): 三島 史朗 (東京医科大学病院 救急・災害医学分野)

重症患者に対するプロバイオティクス療法 ~Consの立場から~

演者(Con): 山田 知輝 (大阪警察病院 ER・救命救急科)

Pros & Cons 7 敗血症性DICに対する抗凝固療法は有効か?

10月25日(水) 11:30~12:10
第13会場(大阪国際会議場 3F イベントホール)

司会: 江口 豊 (滋賀医科大学 救急集中治療医学講座)

敗血症性DICに対する抗凝固療法は有効である

演者(Pro): 望月 勝徳 (信州大学医学部 救急集中治療医学教室)

Delusion In Coagulation

演者(Con): 吉村 旬平 (大阪急性期・総合医療センター 救急診療科)

Pros & Cons 8 qSOFAは敗血症のスクリーニングに有用か?

10月25日(水) 14:40~15:20
第13会場(大阪国際会議場 3F イベントホール)

司会: 久志本 成樹 (東北大学大学院医学系研究科 外科病態学講座救急医学分野)

qSOFAは様々な可能性を秘めたスクリーニング指標である

演者(Pro): 原田 正公 (国立病院機構熊本医療センター 救命救急・集中治療部)

qSOFAを用いた敗血症診断の落とし穴

演者(Con): 梅村 穣 (大阪大学医学部附属病院 高度救命救急センター)

Pros & Cons 9 日本版敗血症診療ガイドライン2016はSSCG2016よりも実用的か?

10月25日(水) 15:25~16:05
第13会場(大阪国際会議場 3F イベントホール)

司会: 松嶋 麻子 (名古屋市立大学大学院医学研究科 先進急性期医療学)

日本版敗血症診療ガイドライン2016はSSCG2016よりも実用的である

演者(Pro): 原 嘉孝 (藤田保健衛生大学医学部 麻酔・侵襲制御医学講座)

SSCG2016が実用的である

演者(Con): 矢田部 智昭 (高知大学医学部附属病院 集中治療部)

Pros & Cons 10
重症熱傷患者における初期輸液の指標として動的循環パラメーターは有用か?

10月25日(水) 16:10~16:50
第13会場(大阪国際会議場 3F イベントホール)

司会: 佐々木 淳一 (慶應義塾大学医学部 救急医学)

重症熱傷患者における初期輸液の指標として動的循環パラメーターは有用か?:Pro

演者(Pro): 田上 隆 (日本医科大学多摩永山病院 救命救急センター)

重症熱傷患者における初期輸液の指標として動的循環パラメーターは有用か?

演者(Con): 大須賀 章倫 (独立行政法人地域医療機能推進機構中京病院 救急科)

Pros & Cons 11 化学テロ災害において医療救助者はホットゾーンで活動すべきか?

10月25日(水) 16:55~17:35
第13会場(大阪国際会議場 3F イベントホール)

司会: 本間 正人 (鳥取大学医学部器官制御外科学講座 救急・災害医学分野)

化学テロ災害において医療救助者はホットゾーンで活動すべきか?

演者(Pro): 奥村 徹 (日本中毒学会)

化学テロ災害において医療救助者の活動はホットゾーンを想定しない

演者(Con): 阿南 英明 (藤沢市民病院 救命救急センター)

Pros & Cons 12 心肺蘇生においてrSO2モニタリングは有用か?

10月26日(木) 8:40~9:20
第13会場(大阪国際会議場 3F イベントホール)

司会: 木下 浩作 (日本大学医学部救急医学系 救急集中治療医学分野)

CPRを内側から見る~目の前の患者に対する最良のCPRを求めて~

演者(Pro): 鹿野 恒 (市立札幌病院 救命救急センター)

rSO2の値で、蘇生をあきらめていませんか?

演者(Con): 大西 光雄 (大阪大学大学院医学系研究科 高度救命救急センター)

Pros & Cons 13 老人施設の予期せぬ急変にliving willは適応できるか?

10月26日(木) 9:25~10:05
第13会場(大阪国際会議場 3F イベントホール)

司会: 木下 順弘 (国立病院機構大阪医療センター 集中治療部)

老人施設の予期せぬ急変にもliving willは適応可能である

演者(Pro): 森田 正則 (堺市立総合医療センター 救命救急センター)

リビングウィルは誰がために・・・

演者(Con): 石川 秀樹 (帝京大学医学部、東京都医師会救急委員会 救急医学講座/救命救急センター)

Pros & Cons 14 ARDSの呼吸器管理に筋弛緩薬を使用するか?

10月26日(木) 10:10~10:50
第13会場(大阪国際会議場 3F イベントホール)

司会: 池田 寿昭 (東京医科大学八王子医療センター 特定集中治療部)

・・・そりゃ筋弛緩薬、使うでしょ。だってRCTでもメタ解析でもガイドラインでも”いい”ってなっているんですから。

演者(Pro): 瀬尾 龍太郎 (神戸市立医療センター中央市民病院 救命救急センター)

ちょっと待って、筋弛緩

演者(Con): 岩下 義明 (三重大学医学部附属病院 救命救急センター)

Pros & Cons 15 ARDSに対してステロイド療法は有効か?

10月26日(木) 10:55~11:35
第13会場(大阪国際会議場 3F イベントホール)

司会: 升田 好樹 (札幌医科大学 集中治療部)

(PRO)ARDSに対してステロイド療法は有効である

演者(Pro): 江木 盛時 (神戸大学医学部附属病院 麻酔科)

ARDSに対してステロイド療法は有効と言い切れない

演者(Con): 大下 慎一郎 (広島大学大学院 救急集中治療医学)

私の工夫

本学会では、自らが発明・発見し、申請・取得した特許・実用新案、救急現場で役立つ臨床上の工夫、さらに貴重な体験から生み出された『私の治療法・診断法』などを数多く発表していただきます。多くの皆さまにご参加いただき、明日からの臨床、研究のヒントとしていただければ幸いです。
なお、2日目夕方の会員意見交換会におきまして優秀賞、最優秀賞を表彰します。

学生・研修医セッション

本学会では、2日目に学生・研修医セッションを設け、計135題の口演・ポスター発表をいただきます。また、同日の会員意見交換会において優秀演題の表彰を行います。
なお、2日目夕方、“Love EM! 救急への想い”シリーズの中でセッション「若手へのメッセージ」を企画していますので、多くの学生・研修医の方々にご参加いただき、これからを考えるヒントにしていただければ幸いです。

一般演題

すべての一般口演・ポスター、私の工夫シリーズ、“救急への想い”シリーズの一部は、ベテランと若手(卒後約7~10年)の二人座長で行います。セッション参加者の皆さまの温かいご理解をお願いします。
また、若手座長の先生方には、是非このチャンスを大いに生かしていただければ幸いです。

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